かつては、多くのお店でのれんが使用されていました。
最近でも、温泉や銭湯、旅館などの和風を演出しているお店で
使用されることがありますが、目にすることはめっきり減りました。
しかしながら、のれんは高級感を演出するためのアイテムとして
非常に使え、展示会などでも活躍します。
展示会を開催する場合、展示内容に気を配ることはもちろん必要です。
しかし、成功させるためには、展示してあるものだけではなく、
様々な要素を揃える必要があります。
案内係のマナーや、人が集まりやすい場所で開催することはもちろん
重要ですが、展示をする部屋や建物も考慮する必要があります。
建物自体が、展示内容と明らかにマッチしていなければ、人には
違和感を与えてしまいます。
洋風な建物の中に、和風の展示をすれば、優れたキュレーターなどが
いない限り、あまり人気が出ません。
また、建物があまりに安っぽく、展示に向いていないようであれば、
建物自体が雰囲気を壊してしまいます。
また、展示をする部屋にも、最大限の気配りや工夫が必要です。
展示内容と部屋の雰囲気は、マッチしている必要があります。
展示してあるものが高級品であるのに、部屋がありきたりなもので
あれば、来訪者の高い評価を得ることはできません。
展示会にのれんを使用することにより、高級感がある雰囲気を作れ、
来訪者の高い評価を得ることができます。
逆に、庶民的なのれんを使用すれば、安っぽい雰囲気をあえて出す
ことも可能です。
このように、外部要因を作ることも、展示内容を引き立てるために、
大いに活躍します。
展示会マーケティングにおける効果的なアプローチ方法
ビジネスマン同士を対象にするビジネスでは展示会マーケティングは大変重要な要素を持ちます。
そのビジネスに興味を持つお客さんがやってきて直接感想などが聞けるからです。その時点では契約がまとまらないにしても、その後から連絡を取り続けるようなことをしていけば顧客に繋げられます。
問題はどのように顧客にしていくかです。ここで重要なのは展示会で直接話が聞けた人の中で契約などに繋がるのは約10%という点です。
中にはすぐ商談を行いたいという人はいるかもしれませんが、焦らずにじっくりとアプローチをかけていくことで将来的に顧客にさせていくことは可能です。
ここでは多くのビジネスマンの名刺を手にすることになりますが、その取捨選択、選別が重要です。ポイントは事前に見込み度が高そうな人を見つけておくということです。こんな人に顧客になってほしいという理想像があるものですが、これを設定しておくだけでも目星をつけやすくなります。
見込み度が高そうな人から名刺をもらえばすぐに契約に結び付け、まだ見込み度が低そうな場合には後で名刺を整理して優先順位をつけて案内をしていくことになります。
見込みがある人には素早く、ない人にはじっくり攻めるというスタンスが大切であり、そのようなコミュニケーションをとれば安心です。