防炎のれんの重要性について

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人が多く集まるというところはこの世の中にたくさんあります。それは夏祭りであったり、映画館や
商業施設、デパートやレジャー施設、高層ビルに展望台など実に様々あるのです。こうした人が多く
集まる場所は、セキュリティ対策を徹底させなければなりません。

例えば交通規制などもその一つに数えられるでしょう。夏祭りなどは会場に向かう道路や陸橋などで
人が混雑し、おしくらまんじゅうになって人が次々と転倒し大惨事になってしまうこともあります。
明石の陸橋や韓国の路上での事件が記憶に新しい人も少なく有りません。しかも誰かがのぼりや
のれんなどに火をつけてしまうと、それが燃え草になって一気に火が大きくなり、大火災となって人々が一酸化炭素中毒などになって命を落とすこともあります。

不特定多数の多くの人が集まる場所でののぼり、のれんに緞帳、暗幕などはとくに気をつけなければならず防炎暖簾を使うことが何よりも大事です。一般的に日本で市販されているのぼりや、暗幕、緞帳などは防炎基準を満たしたものが販売されています。

どうやって見分けるかと言うと、防炎ラベルと言うものが付けられており、これは安全基準を満たした燃えにくい背にである証になって居るのです。

消防庁の法令で定められている

消防庁の法令

日本の消防法ではのぼりやどんちょう、暗幕やのれんは防炎加工したものを使う王に消防庁の法令で
定められています。

防炎加工したものを防炎物品と言い、防炎暖簾もその一つに挙げられます。これは義務になって居て、これに違反すると罰則があるので注意しなければなりません。

では具体的にどのような決まりがあるのかご紹介しましょう。防炎暖簾を代表とする防炎加工された
防炎物品を使う場所は、法令で定められているのです。地上31m以上の高層建築物などでは必ず防炎のれんなどを使わなければならず、デパートやビルなどはこれに当てはまります。

他にも映画館や演芸場も指定されているのです。やはり人が多く集まり、どのような犯罪を犯すかも
わからず放火の可能性もある場所で、ここでも防炎のれん等を使わなければなりません。

旅館やホテルなどの宿泊施設も、タバコの不始末などでカーテンなどに燃え移る可能性があり、防炎の加工のカーテンを使う必要があります。病院や老人ホームでは患者が痴呆であったりすると火を使う危険性があることから法令で定められているのです。映画スタジオ、テレビスタジオなどでは火を使った演出などがされるケースも多いので、防炎物品を使わないといけません。